第68回 休符も、時間の一部

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音楽には休符があります。

音を出していない時間です。

でも、休符がなくなったら、音楽はどうなるでしょう。

音が途切れずに続き、息をつく場所がなくなります。

暮らしにも、休符が必要なのではないかと思います。

何もしない時間。

ぼんやりする時間。

休む時間。

予定表を見ると、空白に見えるかもしれません。

でも、その空白があるから次のことができます。

私は以前、予定のない時間を見ると、

「ここにも何かできる」

と考えることがありました。

でも、すべての空白を仕事で埋めたら、どこで休むのでしょう。

休むことも予定。

何もしないことにも役割がある。

休符は、音楽を止めるものではなく、音楽をつくるもの。

そう考えると、暮らしの空白も少し違って見えてきます。