第61回 80年という数字を、暮らしに置いてみる

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人生100年時代という言葉を、よく耳にするようになりました。

100年。

大きな数字です。

でも、大きすぎて、自分の暮らしとしてはなかなか実感できません。

そこで私は、もっと身近な数字に置き換えて考えてみることがあります。

たとえば80年。

80年を日数にすると、およそ29,200日です。

こうして数字にすると、

「人生」という大きな言葉が、少しだけ具体的になります。

もちろん、人生が何日あるのかは誰にも分かりません。

だから、残りの日数を数えて焦りたいわけではありません。

むしろ逆です。

限りがあると分かることで、

今日を何に使いたいのか

を考えやすくなる。

モノも同じです。

いつか使う。

そのうち着る。

いつか行きたい。

「いつか」という言葉には期限がありません。

でも、時間には限りがあります。

数字は、私たちを急がせるためではなく、

「私は、この時間をどう使いたいのだろう」

と問いかけるためにも使えるのだと思います。