第50回 「意味のある行動」に変えていく

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本づくりでは、たくさんの作業をしました。

文章を書く。

削る。

保存する。

印刷する。

確認する。

アップロードする。

待つ。

やり直す。

作業だけを並べれば、それだけです。

でも、

なぜそれをしたのか。

そこで何に気づいたのか。

次にどう使うのか。

そこまで考えると、一つひとつの作業に意味が生まれます。

サンプルページが更新されていなかった。

それだけなら、単なる出来事です。

でも、そこから「確認する場所を変える」という考えが生まれました。

何度も修正した。

それだけなら、手間がかかったという話です。

でも、そこから「完と更新」という考えが見えてきました。

記録も同じです。

残すことが目的ではありません。

あとから振り返り、意味を見つけ、次に使える形にする。

そうすると、過去の出来事が今の自分の材料になります。

本づくりを始めたとき、私は一冊の本をつくろうとしていました。

でも、その途中で起きた出来事を一つずつ拾い直してみると、本とは別のものも残っていました。

考え方。

判断の仕方。

確認の仕方。

終わらせ方。

そして、更新の仕方。

行動したから、出来事になった。

記録したから、振り返ることができた。

振り返ったから、意味を見つけることができた。

行動を、意味のある行動に変えていく。

それもまた、記録することの役割なのだと思います。