第38回 「終わった仕事」を頭の中から片づける

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出版が終わっても、しばらく頭の中は本のことでいっぱいでした。

あそこは大丈夫だったかな。

ここは確認したかな。

また何か見つかるのではないか。

パソコンを閉じても、仕事が終わっていません。

頭の中に、開いたままのファイルがたくさんあるような状態です。

そこで必要なのは、作業の片づけだけではないのだと思いました。

「これは確認した」

「これは完了した」

「これは今は触らない」

そうやって、頭の中でも仕事を閉じていく。

本の中で「一仕事一片付け」と書きました。

それはモノやファイルだけではありませんでした。

気持ちにも、片づけが必要なのです。

終わったものを終わった場所へ置く。

そうしなければ、次の仕事を始める余白ができません。