「これで最終版です」
そう言ったファイルが、いくつあったでしょう。
そのたび、本気でそう思っていました。
でも見直すと、また気づく。
直す。
そして新しい「最終版」ができる。
以前なら、「また完成しなかった」と思ったかもしれません。
でも本づくりを続けるうちに、少し考えが変わりました。
その時点では、確かに完成していたのです。
あとから新しい視点が加わったから、更新する。
完成を「二度と変わらない状態」と考えると苦しくなります。
その時点でできるところまで整える。
そして、必要になったらまた見直す。
それでいいのかもしれません。

