第71回 数字だけでは決められない

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数字にすると、暮らしは見えやすくなります。

何個あるのか。

何分かかるのか。

いくら使っているのか。

何回使ったのか。

「なんとなく多い」より、100個あると分かったほうが具体的です。

でも、100個あるから50個にすればいい、とは限りません。

その中に、大切なものがあるかもしれない。

持っていることで安心できるものもあるかもしれない。

数字は事実を見せてくれます。

でも、

その数字をどう受け取るかは、数字だけでは決められません。

だから、数字を見たあとにもう一つ問いかけます。

「私は、どう感じている?」

言葉で見る。

数字で見る。

そして、気持ちを見る。

暮らしを見立てるには、その三つが必要なのだと思います。