音楽には休符があります。
音を出していない時間です。
でも、休符がなくなったら、音楽はどうなるでしょう。
音が途切れずに続き、息をつく場所がなくなります。
暮らしにも、休符が必要なのではないかと思います。
何もしない時間。
ぼんやりする時間。
休む時間。
予定表を見ると、空白に見えるかもしれません。
でも、その空白があるから次のことができます。
私は以前、予定のない時間を見ると、
「ここにも何かできる」
と考えることがありました。
でも、すべての空白を仕事で埋めたら、どこで休むのでしょう。
休むことも予定。
何もしないことにも役割がある。
休符は、音楽を止めるものではなく、音楽をつくるもの。
そう考えると、暮らしの空白も少し違って見えてきます。

