第44回 「分からない」は、作業開始の合図

/

本づくりでは、何度も「分からない」に出会いました。

このページは、なぜずれたのか。

この設定は、どこにあるのか。

なぜWordとPDFで違うのか。

最初は「分からない」が出てくるたびに、不安になりました。

でも、何度も繰り返すうちに、

「分からない。では、何が分からないんだろう」

と考えられるようになりました。

原因が分からないのか。

操作方法が分からないのか。

言葉の意味が分からないのか。

分けてみると、次にすることが見えてきます。

「分からない」は行き止まりではありませんでした。

むしろ、

ここから調べる場所を教えてくれる標識

だったのです。

暮らしの中でも、「なんとなく困っている」のままでは動きにくいものです。

何に困っているのか。

どこが分からないのか。

そこまで言葉にできれば、次の一歩が見えてきます。