出版が終わっても、しばらく頭の中は本のことでいっぱいでした。
あそこは大丈夫だったかな。
ここは確認したかな。
また何か見つかるのではないか。
パソコンを閉じても、仕事が終わっていません。
頭の中に、開いたままのファイルがたくさんあるような状態です。
そこで必要なのは、作業の片づけだけではないのだと思いました。
「これは確認した」
「これは完了した」
「これは今は触らない」
そうやって、頭の中でも仕事を閉じていく。
本の中で「一仕事一片付け」と書きました。
それはモノやファイルだけではありませんでした。
気持ちにも、片づけが必要なのです。
終わったものを終わった場所へ置く。
そうしなければ、次の仕事を始める余白ができません。

