第3回 書き始めたら、どんどん増えた

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書きたいことは、思っていた以上にありました。

判断のこと。
片づけのこと。
時間のこと。
気持ちのこと。
これまでの経験のこと。

「あれも必要」
「これも伝えたい」

書けば書くほど文章は増えていきました。

ところが、読み返してみると、少し困ったことが起きていました。

同じことを、別の言葉で何度も書いているのです。

書いている本人には、それぞれ必要に思えます。

でも、読む人にとってはどうでしょう。

伝えたい気持ちが強いほど、説明を重ねてしまう。

これは、収納にも似ています。

「これも使うかもしれない」
「これは大切」
「念のため取っておこう」

そうして増えていく。

文章もモノも、増えている最中には全体量が見えにくいものです。

一度、全部出してみる。

そして眺める。

本づくりでも、整理収納でも、そこから「分ける」が始まりました。