本づくりを始めてから、何度「これで完成」と思ったでしょう。
文章を直す。
ページを整える。
PDFにする。
KDPで確認する。
出版する。
そして発売後にも、気づくことがありました。
一つ直せば、また別のところが気になる。
そうしていると、いつまでも終わりません。
では、どこで「完」にするのか。
これは、本づくりの最後に出てきた大きな問いでした。
「完璧になったら終える」
そう決めたら、私はいつまでも終えられなかったかもしれません。
そこで考え方を変えました。
今、確認できるところまで確認した。
必要だと思う修正もした。
自分なりの判断基準に照らして、ここまでなら送り出せる。
だったら、ここでいったん「完」とする。
「完」とは、二度と変えないという宣言ではありません。
今の自分が責任を持てるところまで整えて、一度手を離すこと。
本づくりを通して、私は「終わらせるための判断」も必要なのだと知りました。

